オーバーフローシステム製作記(組立編)


組立開始!

給水系を組み立てる
右下のジョイントを揚水ポンプにつなげます。右の管の中央と最上部から各水槽へ水が流れます。 左側は,余った水によって,給水口の流量が強い場合に,水圧を加減できるようにバイパスを造りました。バルブを開くと左下の口から濾過槽に 余った水が戻ります。

給水系を組み立てる(裏側)
組み立てた給水系の配管を裏から見たところです。2カ所の穴に,各水槽に注水する配管を差し込みます。

バイパス栓部分(拡大写真)
13mm管用のネジ付きジョイントにぴったり取り付けられるコックが市販されています。このコックは,管に対し直角時に「閉じる」,水平時に「開く」になります。

ジョイント部分
一方は,揚水ポンプに,もう一方は,余水放出用です。オスネジをつけてあるので,ホースなどの取り外しが可能です。

給水系全体
各水槽への配管を取り付けたところです。13mm管を使用。

排水系全体
各水槽から濾過槽への配管を組み立てたところです。15mm管を使用。各水槽とのジョイントには20mm径の異径ジョイントを使用。

各水槽との接続
システムを後ろから見たところです。13mm用メスネジ付きのL型ジョイントが,20mm径のジョイントにすっぽりはまります。

各水槽との接続(拡大写真)
接合部は,5mm程度重なり合います。さらに重なり具合を大きくするには,L型ジョイントに少しパイプを継ぎ足すと良いでしょう。

各水槽との接続(取り外したところ)
ただ,穴に差し込んであるだけなので,簡単に取り外すことが出来ます。また,水槽の底面排水パイプを取り付けた場合と違い,水槽が傾きません。

完成図
1列に3L水槽5個,2列で計10個の小さなオーバーフローシステムが完成しました!

給水部分
給水パイプから各水槽に水を送っている部分です。エアチューブ用のホースに,ローラークランプを取り付けて流量を調整できます。

濾過槽部分
左から,排水パイプ,給水パイプ,余水廃棄パイプです。

水槽の排水口
水槽が小さいので本当は,稚魚にも用いたいのですが,あまりネットを細かくして目詰まりをおこして水槽から水があふれるのが怖いため,1cm程度の幼魚が 通過しない程度のメッシュのネットとしました。エーハイムの濾材を入れる袋を使用しています。


オーバーフローシステムが完成しました。ポンプ,水槽込みで15000円弱の出費でした。果たして,水質改善の兵器となるでしょうか・・・・・


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